2015年1月28日

JA長野厚生連篠ノ井総合病院

長野県から帰ってきました。新幹線を降りて、事務所で全国の皆さんが頑張って解答された、日総研さんの添削を終えて、家に帰って来ました。

講演に伺った病院の地域は、昨年大きな地震のあった地域です。長野県と言えば、善光寺もその一つですが、地震の爪痕がまだ残っていました。

1年以上前からのお申し込みいただいて実現した講演の演題は、「看取れたこと、看取れなかったこと」でしたが、会場には多くの医師、看護師、薬剤師、リハビリテーション部門、栄養士、MSW、PSW、等々、院内外からも、たくさんの皆さんがお集まり下さり、会場は椅子席が足りなくなり立ち見が出る程のお集まりでした。主催された緩和ケアチームの皆さんの、普段からの取り組みと、継続されたこれまでの御尽力に頭が下がりました。

講演終了後、医師の皆さんにいただいた情報は、私にとって大変貴重です。充分に現場に活かして、深めて行きたいと思います。ありがたい限りです。そして、緩和ケアチームの皆さんとお話しさせていただいた時間も同様、とても貴重な時間になりました。

「自分が死を迎えた時、「先生〜〜!」って、三途の川の向こうで、皆さんが迎えに来てくださると思って頑張ります。」

「お坊さんのグリーフケアは、本当にすごいよね。だから、いつか僧侶になりたい!」

医師の皆さんの患者さんへの思いを、深く感じた時間でした。緩和ケアチームの皆さんは、生死問わずに患者さんへの思いと共に、過ごしていらっしゃいました。素敵な御縁でした。

ありがとうございました!