2014年9月12日

曹洞宗寺族集会様講演

神社の巫女として
奉職させていただいていた時、
石川県の神社に交換研修で伺った時、
お参りさせていただいたことがありました、永平寺。
この度20年前振りに、
お参りさせていただきました。

曹洞宗宗務庁の僧侶の皆様のご配慮で、
修行僧の雲水さんに、
永平寺をご案内いただいて、
講演前にすっかり素直な気持ちに
なってしまった私。

全国からお集まりになられた、
寺族(お寺の奥様)集会の、
特別講演にお招きいただき、
90分のお時間を頂戴し、
お話しさせていただきました。

東日本大震災から三年半、
それを強く意識していた昨日。

東日本大震災でご縁をいただいた、
安置所の中のこと、

本当にたくさんのことが、
頭の中を駆け巡っていました。

100名をこえる寺族の皆様の後ろで、
沢山の僧侶の皆さんが
見守って下っている会場の中。
とても安心出来る雰囲気の中で始まった講演。

もう最初から泣けてきてしまって、
言葉が詰まってしまい、
大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。

2時46分、
曹洞宗宗務庁僧侶の方が、
温かいお言葉の後に、
黙祷のお声を掛けていただき、
永平寺の聖域の中で、
皆様に手を合わせていただいたこと、
感慨無量の思いでした。

地域を守り、普段から頼られる使命を持たれるお寺さん。
一人一人の相談に乗り、一人一人の人生をご存知だからこその、
とても安心出来る雰囲気で構えてくださる、すごい包容力でした。

ご縁をいただいた昨日に、
心より深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。