2014年9月30日

紫波町立紫波第二中学校

今日も岩手県内の中学校へ。
全校生徒の皆さんに向けて、
90分のお時間をいただき、
復興教育授業に伺いました。

岩手県紫波町立第二中学校。

校長先生も、副校長先生も、
他の先生方々も、こちらの中学校には、
東日本大震災発生もずっと、
被災地沿岸の中学校に勤務され、
被災地の子どもたちも守り続けてくれた、
先生方々が、とても多くいらっしゃいました。

授業終了後の代表挨拶では、
三年生のお二人が前に出てくれて、
感想を述べてくれました。

「生きている人と、死んでいる人と、
これから区別して考えることは
やめようと思いました。
亡くなった人の背景を考えると、
自分と同じ、
大切な人たちが居ることに気が付きました。
身の回りの「いのち」に意識して、
一つ一つのことを相手の立場に立って、
しっかり考えて何事も決めて行きたいと、
思いました。」

今日の話の内容としては、
私自身が後悔したことを中心に、
私も人に支えてもらって毎日、
生かしていただいている、と言う
話をさせていただきました。

ご縁は、納棺からでした。こちらにお勤めの先生の、
大切なご家族の納棺を担当させていただき、
喪主さんだった先生は、
喪主と言うお立場を一生懸命努めておられました。
ご夫婦で学校の先生と言うことで、お話しを伺っていました。
少し前に奥様の学校に、
今回は喪主さんだった先生の学校。
先生の大切なご家族、亡くなられた方が、
つないでくださったご縁だと思い、精一杯
今日の日を努めさせていただきました。

ありがとうございました。