今日も岩手県内の中学校へ。
全校生徒の皆さんに向けて、
90分のお時間をいただき、
復興教育授業に伺いました。
岩手県紫波町立第二中学校。
校長先生も、副校長先生も、
他の先生方々も、こちらの中学校には、
東日本大震災発生もずっと、
被災地沿岸の中学校に勤務され、
被災地の子どもたちも守り続けてくれた、
先生方々が、とても多くいらっしゃいました。
授業終了後の代表挨拶では、
三年生のお二人が前に出てくれて、
感想を述べてくれました。
「生きている人と、死んでいる人と、
これから区別して考えることは
やめようと思いました。
亡くなった人の背景を考えると、
自分と同じ、
大切な人たちが居ることに気が付きました。
身の回りの「いのち」に意識して、
一つ一つのことを相手の立場に立って、
しっかり考えて何事も決めて行きたいと、
思いました。」
今日の話の内容としては、
私自身が後悔したことを中心に、
私も人に支えてもらって毎日、
生かしていただいている、と言う
話をさせていただきました。
ご縁は、納棺からでした。こちらにお勤めの先生の、
大切なご家族の納棺を担当させていただき、
喪主さんだった先生は、
喪主と言うお立場を一生懸命努めておられました。
ご夫婦で学校の先生と言うことで、お話しを伺っていました。
少し前に奥様の学校に、
今回は喪主さんだった先生の学校。
先生の大切なご家族、亡くなられた方が、
つないでくださったご縁だと思い、精一杯
今日の日を努めさせていただきました。
ありがとうございました。