2014年9月28日

作業療法士東北大会講演

27日の午後からは、
作業療法士東北大会講演として、
公開講座とのことでお招きいただきました。

学会のプログラムの中で、
夢ハウスを立ち上げて下さった、
藤原茂代表が午前中に講演され、

私が午前からの公開講座を、
担当させていただきました。

どちらの会場も会場は満員で、
別室も準備され、
モニターを映し出して、
講演を聞いてくださった皆さんもいらっしゃいました。
と、会場担当の方に教えていただきました。
有難い限りです。

昨日は夢ハウスから、
吉山くん、横ちゃん、そして中学生が手伝いに来てくれて、みんなの「クッソー」(藤原茂代表は、子どもたちにそう呼ばれている。ニックネームである。)
学会の会場なんだけど、夢ハウスにいるような、
そんな素敵な雰囲気でした。

とても素敵なご縁がありまして、可愛らしい女性に、
講演終了後に声を掛けてもらいました。

「覚えてますか?」と女性。
「?」と私(笑)
「祖父と祖母と父の納棺を、笹原さんにやってもらいました。あの時は、取り乱してすみませんでした。でも、立て続けに家族を亡くして、どうしようもありませんでした。どうして自分ばっかりって、あの時は思っていました。でも、火葬の時に、「自分に出来ることは全部尽くした」と思えました。納棺の時に、いっぱい出来たことは、今でもお守りです。あの後、私は人の役に立ちたくて、作業療法士になりました。」

人の人生に関わるご縁であることを、
又、意識した時間でした。
頑張れ、私は精一杯応援してると思いながら、
握手をしながら、胸がいっぱいになりました。

作業療法士になり、藤原茂代表の世界にいっぱい触れてくれた昨日の子、
きっと素敵な作業療法士さんなんだろうなと、思った時間でした。

病気や事故等で障害を持つことが世の中には多くあります。その人が自立して生活が出来るように、作業療法士さんは医療や介護の現場でチームの中で、リハビリを通じて体の機能の回復や、今の状態から生活を送るために訓練含めて支えてくれて活躍されるプロのお仕事をされる人たち。詳しくは、お近くの作業療法士さんにお聞きください。とっても頼もしいです。

ご縁をいただき、ありがとうございました。