陸前高田市、5月11日
陸前高田市に向かう途中にある、
川の駅、よこた。
現地の人たちは、
よこた基地と呼んでいる人も。
ここで、色んな人と、
色んな日に、
色んな意味で、
待ち合わせをしました。
色んなことが、
色んな想い出が、
深く深く、ある場所です。
ここには産直と、
現地の人たちの手作りお菓子など
陸前高田市の被災地の商品も販売され、
陸前高田市の震災前と
後の写真も、
展示されています。
是非、寄ってみて下さい。
11日と言うこともあり、
あれから3年と2カ月。
よく通った、当時安置所になっていた、
体育館へお参りに行きました。
陸前高田市にある、小学校と、
中学校・・・。
ここに通う子どもたちは、
学校の先生方々から状況を聞き、
自分の学校が、
安置所として、
一人一人にとって大切になる場所であること
見守ってくれたり、
一人一人のためにと、
見付けて、
安置してもらった人のために、
折り鶴を、折ってくれていました。
「鶴が入っている・・・。」
復元の時、
心の込もった鶴に、
力をたくさんもらいました。
写真の奥に見える気仙中学校。
震災遺校として遺すことに決まったそうです。
東日本大震災で被災し、
学校も被災して、
被災地の学校は、
二校、
三校、
四校など、
統合した学校が多くあります。
友だちを、
家族を、
大切な人を偲ぶ気持ちの中で、
子どもたちは地域で育っています。
ずっと向こうが海ですが、
津波到達地点には、
目印があります。
「桜ライン」と現地の人が教えてくれます。
このラインには、最終全部に、
桜が植えられるそうです。
今回も、Iさんのガイドで、
陸前高田市に行きました。
陸前高田市は現在、
地盤沈下をしたため、
かさ上げの工事の真っ最中。
町の中の被災した建物は取り壊されたけれど、
遺す建物も決まり、
追悼の場所もつくられていて、
たくさんの方々が手を合わされていました。
海が静かで、
過去から現在を深く、考える時間だった。
桜ラインは、
ずっとずっと向こうの山の麓。
津波は、あの看板の高さだった・・・。
Iさんのお家があった場所に案内をしてもらって、
Iさん、
「誰かが、菜の花の種を植えてくれたみたいで!」
綺麗な菜の花が満開でした。
「母の日だから」と、
家の跡地にカーネーションを植えて、
そうしたら、
なんと!
四つ葉と五つ葉のクローバーが
こんなに!
「すごいねぇ!」
みんなで夢中で探しました。
東日本大震災のことを感じられる場所が、
被災地にはたくさんあります。
あの時から、
日々変わり行く町並みですが、
あの時のままの場所も遺されていて、
お出でいただいた時には、
手を合わせていただければと
思います。
Iさん、大切なお話をいっぱい、ありがとう。
母の日の11日、
東日本大震災から3年2カ月の11日の
陸前高田市にお参りに行った、
昨日でした。
Posted on 2014/05/12 09:31 by 桜 代表