2014年5月25日

こぼれ話し 2

いつも、日総研さんの
セミナーに参加してくれる方々が居る。
その中に、
NICUで働く医療者の方々が居る。
そう、NICUと言う仕事がある。
赤ちゃんの、集中治療室。
赤ちゃんが、
明日も、生きられるように、
いのちをつなげてくれるお仕事。
元気に育つ子もいる。
余命、数日と言う子も居る。
ボランティアさんが、
活躍されているNICUもある。
この世に生を受け、
精一杯生きた人生の、数日。
ボランティアさんが作ってくれた、
手作りのフワフワの
タオル生地のお洋服を着て、
可愛い赤ちゃんは、
沢山の愛情を受けて、旅立つ。
「出来るだけ骨を、
残してあげるからね。」
と言う火葬場のおじさんも、
私は知ってる。
赤ちゃんを亡くした、
お母さんに教えてもらった。
「嬉しかった。」って、
泣いていた。
お父さんとお母さんに、
ずっと愛してもらえるように、
みんな願っているのかもしれない。
いやいや、
関わった人みんなが、
自分が、赤ちゃんのことを
愛し続けようと
決心しているのだと思う。
NICUで働く医療者のお友達も、
私はたくさんいるけれど、
みんな、本当に素敵な人達ばかり。
小さな小さな赤ちゃんが、
生きていた時間があるんだよって、
この子達を愛してくれそうな人達に、
知ってもらえたら良いなって、
私は思うのです。
大切なことを、
いっぱいおしえてくれるから、
やっぱり「いのち」って、すごいね。
その存在が、本当にすごいね。
NICUと言うお仕事も、
知ってもらえたら良いなって、
思いました。