2013年5月31日

紫波町行政区長協議会特別講演会

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午後から移動して、紫波町に到着しました。

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出発前に、本にサインを60冊。

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会場では、パネル展を開催いただきました。

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紫波町は、岩手県内陸部にあります。震災発生後、沿岸から沢山の方が避難されていて、現在も引っ越されて来た方々の支援を行政も行っている事を伺いました。その主な取りまとめをされているのが、行政区長さん方々で、地域では消防団との連携も行い活動されているそうです。今日は、その区長協議会特別講演会にお招きいただきました。岩手県沿岸との主な提携先は大槌町。と言う事で、大槌役場に紫波町役場は、行政人員支援をも続けているとのお話しを伺いました。

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募金の協力も呼び掛けていただきました。本日の配布資料は、「子ども夢ハウス」と「いのち新聞」です。

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行政区長協議会特別講演会のご挨拶は、行政区長の会長さん、そして四期目の藤原孝町長さんのご挨拶で始まりました。会長さんも町長さんも、とっても気さくで温もりいっぱいの方でした。

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あっと言う間の90分でした。東日本大震災で、沿岸で被災して亡くなられた方の紫波町の火葬受け入れ人数は100名弱だったと伺いました。紫波町の火葬場は行政の管轄で、火葬場の燃料の調達が非常に大変だったけど、みんなで必死に走り回ったと、お話しを伺いました。コミュニティがしっかりしている紫波町の皆さんの、温かいお人柄に触れて、私も元気をいっぱいいただきました。ありがとうございました。

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募金の集計額です。集計は、娘と息子がボランティアで行ってくれました。

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今週中に、子ども夢ハウスの口座に振り込ませていただきます。ありがとうございました。娘と息子が「募金の集計をさせてくれてありがとう。」と言った意味が分かりました。人の思いに触れさせてもらった時間だったようです。

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募金箱に、励ましのお手紙が入っていました。お手紙は、急いでノートを切って書いて下さった感じの紙に書かれていました。「子ども夢ハウスの皆さん、深い心で強くなれ H25,5,28(火) 紫波町NACSホールで 71才女性」と書いてありました。どんな気持で募金をして下さったんだろう・・・と考えると、胸が熱くなる気持でした。募金箱の隣に立って、お礼の言葉を申し上げていると、「僕、生後二週間の子どもを亡くしたんだよ。子ども夢ハウスの子どもさんは、のびのび育ってくれること、応援しています。財布のお金、全部募金したよ」と声を掛けていただきました。血がつながらなくても家族って、こういう事を言うのかな。と思いながら、胸がいっぱいになりました。

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「大変だ、誰かの大事な夢が入っていたよ。藤原先生、感動してまた泣いちゃうね。」と、中学校一年生の息子が言った時に育爺が「すごいなぁ、イキだなぁ。この宝クジを寄付してくれた人は、一等分の気持を寄付してくれてるんだぞ。」と言っていました。誰かの大事な夢が入っていた・・・。夢を寄付してもらった。そうかぁ、すごいことだなぁ。と又、感動していました。皆さんの温かいご支援に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。ご協力いただきました主催者の皆さん、本当にありがとうございました。