2013年5月15日

子ども夢ハウスおおつち

皆様のご支援、ありがとうございます。午前中は仕事をびっしりして、夢ハウスに向かいました。今日の夢ハウスでは、子どもの日と言うことで、地元の方が地元に伝わるお団子を作って来て下さいました。とても美味しくて、食べるのが先で写真を取り忘れてしまいました。いやぁ、美味しかった‼お孫さんを育てているおばあちゃんが、『ありゃ、柏餅買って来るの忘れた。今からバスに乗って行くのも大変だし、子どもの日なのにどうしよう。』とお迎えの時に言っていて、地元の方が作ってくれたお団子の話をすると、『良かったぁ、有難い。』とても喜んでいました。日中は子どもたちの時間で、今日の夜は地元の大人の人達含め、現在のことについて色々話し合った貴重な時間になりました。仮設住宅での育児の大変さ、生活の大変さ等にある『音や声が通りやすいので、近所に迷惑を掛けてしまう悩み』について伺いました。子ども夢ハウスでは、大きな声を出せるので、子どもたちにとってとても良いね、と、言う話になりました。保育園や学校も、そう言った意味でも大切な場所になりますね。何せ遊ぶ場所が無いから、子どもたちも大変です。学校のグラウンドには仮設住宅があり、公園も無く、瓦礫が撤去された場所で遊ぶのも地盤沈下していることで海の水が入ってきやすかったり、人の土地なので遊ぶのには難しい。だからと言ってやんちゃ盛りなので、体を動かさないとやっぱりイライラし易い。今日は外遊びをしていた子どもたちが、ズボンが濡れたとズボンを脱ぎ捨てて、パンツ一丁で外を走り回っていました。『お尻、見えてるよ〜』と言うと『見せてんだよ〜』と返事が帰って来ました。(笑)乳児を連れて遊びに来てくれるお母さんが居るんですよと、地元の保育士さんにお話ししたら、今日遊びに来てくれました。本当に色々教えてもらいました。ありがとうございました。震災当初、保育園では余震も続く中で子どもたちの不安を少しでも和らげるために、保育園の先生達は年長さんでも、おんぶや抱っこなどを続け、スキンシップを取っていたそうです。避難所でも、震えが止まらない大人も多かったので、大人も背中をさすり合ったりして時をしのいでいたと教えてもらったことがあります。

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子どもの日、お好み焼きパーティでした。みんな大喜びで、待ちきれないのか先に焼いたお肉をつまみ食いしていました(笑)

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吉山くんが買って来てくれたオモチャで大盛り上がり。『キャーキャー‼』の後の落ち着いた一コマです。私も遊んでみましたが、これは実に面白いオモチャでした。(笑)

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現在の地域の状況です。

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夕方近くなると、海からの水が増えて来ます。

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まだ見付からない大人、子ども達の話はいつも出ます。忘れてはいけないこと、沢山あります。みんなで話し合う時間は、とても貴重な時間でした。