昨日も助っ人に入りました。我が家の子ども達のお弁当作りと学校までの送りは通常通り、午前中のからお昼過ぎまでの5時間で桜の仕事をして、大槌町へ向かい、到着。この日、子ども夢ハウスは、すでに動いていた。『吉山お兄ちゃん』に声をかけると『今日はみんな、午前授業でした！』と、なんと全員の宿題を見ていた‼なんと、その数6人‼覗いていると、『お前が先だ〜』なんて言うケンカあり、『やりたくない‼』と愚痴あり、文句あり（笑）吉山くんに聞くと『それが社会生活です。静かにさせようとは思いません（笑）ただ、自分達で考えてお互いに協力出来るように、解決出来るよう助っ人に入ります。それが、藤原先生流ですから。』と‼感心していると、『おばさん、うんこ出た〜‼お尻拭いて〜‼』と、トイレから叫ぶ声が‼覗いてみると、トイレに近づく度に脱ぎ捨てたであろう、ジャージの下、短パン、よほど急いでいたのか、カバン、そしてパンツが。（笑）『おばさん、来てくれたの⁇』と、笑顔の小学校一年生。可愛いなぁ、と思いながら『お姉さんって言わないと、お尻拭けないよ〜。』『お姉さん、お尻拭いて〜』のやり取りで『学校でうんこ出たら、どうするの⁇』の私の問いに『あ、考えてなかった。でも、まだ学校で出たことないよ‼』と、元気いっぱい答える彼。『吉山お兄ちゃんなら、どうすると思う？』と聞くと、『じゃ、練習しようって言うと思う‼』と彼。『じゃ、練習してみる？』と聞くと『うん‼』と。上手に拭けて、トイレの水を流す時、自然に二人で拍手喝采‼『うんこ、バイバイ〜‼』なんともキラキラしたお目々にノックアウトされそうな私でした。昨日は天気も悪く寒かったけど、子どもさん達は１０人来所でした。
昨日の一番人気は『水風船』
冷たい風にも負けず、みんなハチャメチャに体を動かしていました。（笑）
藤原先生流、『今日の目標』を来た時に、みんな書き込みます。
子どもさん達の歓声が響き渡ります。淋しくなったり、亡くした家族を思い出した時には、瞬時に対応が取れる体制です。色んな話が出ますね。ずっと考えて来たのは、大人も子どもも一緒です。
地域を取り仕切る佐藤さんです。ここを無くさないで欲しいと、この日お願いに来られました。震災直後佐藤さんは、この辺り一帯の8つの避難所の、約1000名強の方のお世話をしてくれていました。大きな避難所で本部長を勤め、当初から活動されていました。私もずいぶんお世話になった方です。この件は、また、後日詳しくお話ししたいと思います。
地元の民族芸能、子ども七福神の佐々木さん親子が遊びに来てくれました。『大切な家族を亡くしたからこそ、今、その意味を、民族芸能に気持ちを込められると思う。』と、お母さん。『お父さんに届くように、子ども夢ハウスで僕は踊りたい』と、彼もお話ししてくれました。『藤原先生に聞いてみよう‼』と、吉山くんと私。同じことを言っていました。（笑）
地盤沈下が起こったので、満潮になると町は海の中に居る感じになります。
被災地沿岸部の問題はまだまだあるけれと、今出来ることをみんなで考えて行きたいと思います。子ども夢ハウスは、どの地域からでも遊びに来てもらえるように、子どもさん達を迎える準備をしています。被災地に指定された三県、それ以外の被災地、そして地域を離れて生活されている子どもさん達、どうぞ、遊びに来て下さいね‼
