2014年6月1日

昨日は納棺に走っていました。

最近納棺に伺うと、こう言われる。
「笹原さんに納棺に来てもらったら、
高いですか?」
だから、答える。
いや、どっちでも良いですよ。
そして、みんなで大爆笑。
弊社は誰が行っても、
会社の規定で決められている、
通常納棺料金です。
ご心配なく!
元々、被災地も弊社の納棺エリア。
昨日は、沿岸被災地の納棺に
ずっと走っていた。
先日の納棺で、
仮設住宅に住む高齢の女性が
「笹原さん、お疲れ様ね。はい、どうぞ。」
って、お菓子をくれた後に、
「ふっくらしてるからって、
お菓子が好きだと思ってるでしょ?
って思われたと思ったでしょ?
でも、当たってるでしょ?ウフフ」
って言われたから、
「あぁ、相当、当たっていますね。」
と、答えた。そうしたら、
「太ってないよ、
ちょうどいい太さだよ、
痩せない方が良いよ。」って
二の腕モミモミされました。(笑)
ご自分で話し掛けて、
完全にご自分で完結してらした(笑)
素晴らしい!(笑)
だけど私、何も言ってないんだけどね(笑)
あぁ、やっぱり、ダイエットしよっと!
小さな字が見えなくなって来た近頃。
納棺が終わって帰る時に、
色々お話ししながら、
こんな話になった。
私「多分、老眼。だけど私は、
現実に、目を背けています。」って
言ったら、
小学校低学年の子が、
頭を撫でてくれた。
「みんなで、目を背けよう。」
ご遺族に励まされた。
納棺業も、ナカナカ良いものだ(笑)
みんな、優しい。そして、子どもたち可愛い。
悲しみを知っている人に、
悪い人は居ないのです。
そう、
私は沢山のご遺族にお会いして、
そう思っています。