2014年6月21日

JA全農九州葬祭担当者セミナー・長崎県

日本で一番島が多いと言われ、
岩手県と同じリアス式海岸を持つ長崎県。
教会が多く、
あちらこちらで、
隠れキリシタンの歴史に出会える。
街並みはとても美しく、
世界三大夜景の一つにも選ばれている。
片道二時間半の時間をかけて
セミナーに参加してくださった
葬祭担当者さんもいらしたそうだ。
地域により、
様々に事情も背景も、
そして「しきたり」も違うから、
皆さんと少し最初にお話をさせていただき、
始めるようにしていた今回の
全農さんからの御依頼のセミナー。
全農さんが、
地域をとっても大切にされていて、
その思いを伺っていたから、
少しでもお役に立てるようにと、
お話を伺って、
頭の中と心の引き出しを開けて行く
作業をセミナー前に行った。
そのお陰で、
色んな地域のしきたりと、
死生観を教わった。
素敵な、長崎県。
素敵な九州。
納棺の時間は、
納棺師が必ず入るわけではない。
納棺の時間に、
葬儀の様々な準備や采配をしながら、
葬儀担当さんが
納棺をしてくれることの方が、
今は多いと思う。
以前、講演で会った子に教えてもらった。
「お父さんが死んだ時、
お父さんの葬儀を担当した、
お兄さんとね、
お父さんの手を、
妹とお兄さんと三人で、
一生懸命拭きました。
お父さんの手は、
とっても大きくて、
お兄さんが、
「お父さんの手は、
すごく働いた人の手だよ。」って。
だから僕、
大きくなったらお父さんの手みたいな、
そういう手になれるように頑張ります。」
って。
セミナーが終わって、
若い葬儀担当さんが言いました。
「僕、笹原さんの本を読んで、
時間を作って、もっと勉強します。」
多忙な葬儀担当さんは、
セミナー終了後、
お通夜の現場に戻って行きました。
「頼もしいなぁ」
おばさん納棺師の私は、
彼らをガッツポーズ(←古い⁉︎)で
見送りましたとさ。
頑張れ〜!応援してるぞ〜!!
それから、
九州全農さんとご縁をいただき、
4年目でなく、5年目でした。( ̄^ ̄)ゞ
早川課長さん、本当にいつも、
ありがとうございます!
明日の講演のため、
東京に着きました。
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