2014年6月19日

JA全農九州葬祭担当者セミナー・佐賀県

島義勇(しまよしたけ)の生誕の地、
佐賀県。
島義勇は昔、
今の北海道札幌の基礎を作った人。
そうだったんだぁ、
佐賀県から札幌市まで、
開拓の為に蝦夷地に入ることは、
想像を絶する位、
過酷なことだったんだろうなぁと、
歴史は誰かが開拓してくれた、
足跡なんだなぁと、
しみじみ感じていました。
葬祭担当者さんと、
今日もセミナー中に出る、
質問に一つ一つお答えしながら、
進めさせていただきました。
質問は特殊遺体の安置方法に。
状態が悪かったり、
形・色・臭いなど、
対面するとトラウマになるかもしれない、
そういう現場では、
警察や葬儀社さんなどのプロが、
その現場に居てくれます。
「対面しない方が、良いと思います。」
プロが確認後、
ご家族に告げることもあります。
亡くなった大切な人も、
変わってしまった自分の姿を、
遺した大切な家族に
見て欲しくないかもしれない・・・
それを、
トラウマとして
抱えてしまわないで欲しいと、
思っているかもしれない。
私も現場で、
急死で亡くなった、
特に子供さんの現場は、
怒鳴られることからスタートする。
「この部屋に、誰も入るな!」と、
みんな親は怒る。
当然だ。
子供を守るため、
親は、憤怒の表情を見せる。
悲しみが、
怒りなどの強い口調に表現されて、
誰だって、そこからスタートする。
でも最後は、
お父さんやお母さんたちと、
ゆっくりお話しする、
そういう時間で終わる。
担当さんたちとは、
「それも、使命の内ですね。」と、
話し合える。
警察も、葬儀担当さんたちも、
悲しみと共に居てくれる。
葬儀は、きっと、
遺された家族が生きる為の儀式。
亡くなった家族を送る、
大切な時間なんだと、
今日もまた、
思いを深く持つ時間でした。
多忙な担当者さんが
セミナーに集合するのは
実はとっても大変なこと。
でも、どんな仕事をしている人でも、
多忙な人は時間の使い方が上手。
仕事の出来る人は、
人のせいにしたり、
いちいち、文句は言わない。
それよりも、もっとやることがある!
と言い、情報を上手に収集し、
いつもアンテナを張っている。
今日も思った。
九州男児って、すごいなと何度も思う。
地域のしきたりと、昔ながらの葬送に、
生きる知恵が沢山ありました。
素敵な葬儀担当さんが沢山居ました。
今は、明日のセミナーのため、
長崎県に到着しました。
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