ご遺族は知っている。
人は、いつか死を迎えることを。
だから言葉にも敏感、時間にも敏感、
雰囲気にも敏感、だからこそそれを、
とても大切にされている。
死の存在が生活の中に無い人、
人はいつまでも生きられると、
そう思っている人との、
コミュニケーションはなかなか難しい。
何でもかんでも当たり前になっている。
そして、欲しい物が多すぎる。
死の存在を、聞いて知っているだけでは、
何も変わらない。
死は、とてもショックな物で、
何故ショックな存在なのかを、
探求して考えないと、
その中身は分からない。
死は、いのちがあってこそ起きる。
いのちは、人生そのもの。
その人が大切にされて来たこと、
物は何かを、皆で考える。
講演をお断りして、
(多分、私でなくても良いのかな?
と感じることが多くなってきたもので)
子どもたちのいのちの授業に行くのは、
そういう理由です。
相当な会社の仕事もあるので、
なかなかスケジュールも合わず、
せっかくのお申し込みを、
お断りすることが多くなりすみません。
(現在は来年の6月以降からを受付)
おもかげ復元師、
おもかげ復元師の震災絵日記を、
どうぞお読みくださいね。
震災絵日記も全員亡くなられた方です。
あとがきも、読んでくださいね。
死を迎えたらお寺じゃなくて、
心のバランスを取ったり、
元気に過ごしたい時は、
生きることに悩んだらお寺であること、
人生の節目は、一人で考えるには、
なかなか難しいですもんね。
自分を受け入れるのが、何より大変!
それこそが、人生なのかもしれません!