と言うことで、怨霊宣言をされている方に、
お会いしました。
ま、そういうこともありますよね。(笑)
現実に生きていれば色んなことがあります。
明るい、怨霊宣言でした。
現場では、
今まで故人の傍に居た家族と、
ずっと離れていた家族が、
意見が合わないと言うことがよくあります。
特にお金が絡むと、起り易いかも。
「財産を遺すと喧嘩になるから、
全部寄付しちゃうことにした。」と、
お話をされる方にもよく会います。
一人一人の、それぞれの人生があり、
私はその、たった一時のご縁です。
家族間の問題が起こった場合、
納得出来る形を望めば、税理士・
宗教者や法律家等のプロが入ることが、
よくあります。
納棺の中では、そのお手伝い以外にも、
今とこれからを、過去から考える。
そういう関わりも多くあります。
大切な家族が、
現実に一人居なくなると、
生活のリズムも変わります。
ものすごいストレスを抱えたり、
元気な時と嘆きの時間が、
交互に訪れる日々を過ごす中で、
自分の居場所を探して、
安定を求めながら過ごします。
「人のことはとやかく言えるけど、
自分のことってナカナカ受け容れ
られないものですね〜。」と、
御遺族がお話しをしてくださいます。
その発見が、とっても素晴らしいと、
私は思います。
そう、人のことをとやかく言うより、
今を頑張った人が勝つ。
勝ち負けは自分に向かってなのかも。
現場で学んだ、言葉です。
人ってすごいなと、
今日も思った一日でした。