2014年7月24日

被災地沿岸へ

今日は、
陸前高田市から大槌町へ。

岩手県の内陸は猛暑でも、
被災地沿岸は、
海に山瀬(海の上の霧)が、
町の中に流れて来てとても涼しい。

陸前高田市はかさ上げのための
大工事がどんどん進んでいた。
観光バスがとても沢山居た。
被災地の風を感じてもらえること、
海に手を合わせてもらえること、
有難いと思いました。

大槌町に入り、浜を回りました。

吉里吉里の海岸は、
沢山のカモメが羽を休めていて、
大きなショベルカーが入っていて、
津波で倒された、
大きな防波堤の解体と撤去が、
進んでいた。

変わっていく町並みに、
復興の力強さと、
同時に何だか淋しさが湧いて来た。

先日伺った大船渡市も、
瓦礫が撤去された後に、
少しずつ建物が建てられていて、
町並みが少しずつ戻ってきた、
そんな感じがしました。

安置所だった場所に、
思いを馳せながら、
鮮明に覚えている、
様々な記憶が、
現地に立つと蘇ります。

海は潮の匂いと、
涼しい風が、
工事車両の活気が、
ありました。

まだまだ行方不明の家族を、
捜している人たちは沢山居ます。

「早く帰って来てくださいね〜!」
と、心の中で叫んでいました。