今日は、早朝から13時半まで会社の仕事。それから大槌町へ向かいました。二時間後、子ども夢ハウスに到着。玄関を入ると、子ども達が何か書いていた。「何を書いてるの?」聞くと、「私達の夢ハウスに寄付をしてくれた人の名前を書いてるの( ´ ▽ ` )。ヨッシー(吉山くん)に、書きたい!書かせて‼ってお願いしたの‼」と、返事が帰ってきた。「おぉ〜‼」
彼女は初期の頃からずっと、「私達の夢ハウス」としきりに言う子です。何を意味するのかなぁと、思って居ましたが、やっぱりみんな、自分の居場所だと思って「夢ハウス」を、それぞれの事情を持ちながらも、一人一人の気持ちで大事にしている様子です。自分に出来る事を探して相談して実行し、始めて試みる事でも、藤原先生、吉山くん、横澤さんに見守られながら、どんどん挑みます。彼女達がご寄付いただいた皆さんの名前を書いてくれて、それは
夢ハウス室内の壁に張り出されています。「淋しくなった時に見上げれば、自分を思ってくれる人達が全国に、こんなに沢山居てくれる。と思えるように。」子ども夢ハウスを立ち上げて下さった、藤原先生の、ご寄付いただいた皆様への感謝と、子ども達への思いです。子どもさん達も、支えてもらっているからこその、今だと言うこと、そのことを、ちゃんと理解しています。みんな、やんちゃでヘトヘトになるまで目一杯遊ぶのだけれど、養育している保護者さんと吉山くんが大切なことはちゃんと伝えてくれていました。
保護者さんが迎えに来た時、いつの間にか持っていたお面をかぶった瞬間が、とっても愉快だったのでパシャリ。ん〜、で、結局、種は⁇(笑)今日は、先日ご支援いただいた「ロウソク」を吉山くんに報告して、配りました。ちょうど保護者さんが迎えに来られた時間だったので、好きな物を選んでもらおうと、みんなに声を掛けました。そうすると、「いくつでもいいの?」と聞かれたので、「みんなで分けられれば良いよ。いくつ欲しい?」と聞くと、子どもさん達が自分の指を折り、何か数え始めました。「津波でね、死んじゃった人の数だよ。」子どもさん達がそう言って、二つ、三つ、四つと、みんなそれぞれ思い思いに「ロウソク」を手に取り大事そうにしていました。父母が一親等、祖父母と兄弟が二親等、叔父叔母が三親等、従兄弟が四親等として、この地域では一人一人が三親等以内の誰かを亡くしていると、言われている地域です。行方不明になっている人達の話もずいぶん出ました。「お盆が来るね。」そう言う話も出ました。けれどもみんな、亡くした大切な人を思いながら、大事にロウソクを持って帰りました。ご支援、ありがとうございました。
Posted on 2013/07/10 01:37 by 桜 代表