2013年7月25日

岩手県の名前の由来

最近、よく聞かれることが多い「岩手県は何故、岩手県と呼ばれるの?その名前の由来は?」これは、諸説あると言われていますが、昔から聞いている話の一つとして。由来は、盛岡市にある「三ツ石神社」にあると言われています。岩手県が「いわて」と呼ばれる前の大昔、三つの大きな石を本拠地にする神様がいました。神様を拝む人も少なくなり、神様はある時からお昼寝をしたまま眠り続けていました。その後しばらくして、三ツ石の近くに、大きな鬼が現れて暴れ、みんなを困らせました。大変困ったみんなは、神様が眠り続けていることを思い出しました。神様にお参りして、神様を起こし、相談しました。鬼よりも更に背丈の大きな神様が目を覚まし、鬼を戒めました。鬼は「もう、みんなが嫌がることはしません。」と降参して、神様が大事にしている大きな三つの石の一つに、「約束しました。」と、大きな手形を付けて約束しました。その手形は、雨の上がった日にしか浮き出てきません。晴れの日には、不思議なことに全く見えない鬼の手形岩。大きな岩に、鬼が手形を押したことから、この話が、「いわて」と呼ばれる、岩手県の名前の由来だとされています。三ツ石神社は、盛岡市内に現在でもあり、観光名所の一つとなっています。お近くにお越しの際は、是非寄ってみてくださいね。不思議〜な雰囲気の神社です。