2013年7月31日

ものごとは、心で感じるもの。

相手が何を思い、何を必要としているのかを考える時、自分の目で見たことを、自分の心で感じて、自分の心で感じたことを、自分で判断して動きに変えること。そこに思いやりを組み込めればもっと安心出来るし、見返りを求めなければ、腹も立たないし文句も出ないはず。あくまでも生きるのは本人で、自分の価値観を押し付けないで、人の言葉に振り回されることなく、いのちの生きる芯を培って、みんなを笑顔にしてあげて欲しい。人の笑顔を見て「良い笑顔だなぁ」って、思えるためには、自分が良い笑顔を経験していないと分からないはずよね。「三年前にね、小学生の男の子、二人の子どもさんを遺して病気で亡くなったお母さんと生前、納棺の予約をしてもらった時にね、色々お話しをしたんです。子どもさんたちにどう、生きて欲しいかと言う話になってね。そういう話をお母さんとしました。」と、今日は高校生の取材で色々お話しをしました。今は被災地と呼ばれるようになった岩手県沿岸での、想い出深いお話です。お母さんとお話しをしたその場所は、今は地盤沈下をしていて、今でも立ち入り禁止になっています。いつもそこへ向かって手を合わせています。また、いつか、あそこに立てる日が来るその時を、私は待っています。そういう想い出の深い場所が沢山あって、その数の分、出逢いがあり、教えてもらったことが沢山あります。本当に出逢いって、お互い様。どちらか一方がフライングするとバランスが取れなくなる。人は100%ではない分、補い合えて高め合える。きっと、それが「出逢い」です。今は生前予約が多くなって、託されることも増えて、真剣勝負の連日です。とにかく「やることやってよ!」って、ご本人に怒られないように頑張ってます。(笑)と、言うお話しをしました。明日も、高校生が取材に来てくれます。みんなにお会い出来るのを、とても楽しみにしています。気を付けて、北上市まで来て下さいね。お待ちしています。o(^_-)O