2014年3月29日

昨日も被災地沿岸へ

昨日、沿岸の納棺に向かう途中、SLが走っていました。試運転だったそうですが、沿道にはたくさんの人がSLを見るために集まっていました。私も思わず、「おぉ!」と、シャッターを押していました。被災地沿道の納棺では、大切なご家族を亡くしたこと、東日本大震災で大切なご家族を亡くして、一生懸命捜して見付かったこと、見付からないこと、様々なことが、今でもお一人お一人の人生の中に存在しています。「この前ね、警察から連絡が来て、海で見付かったと連絡があったんだよ。DNAも一致したんだって。これから、葬儀をするんだよ。あと二人見付からないけど、本当にお陰様で、捜索を続けてもらっているから、頑張って生きられる。」と、教えていただくこともあります。「仮設住宅に住んでいるんだけど、とっても小さな友達が最近出来てね、その子のお陰で、生きている感じがするんだよ。年の差、75歳!(笑)あの子が20歳になるまで、生きていたいと思ったよ!」まだまだ終わらない東日本大震災と共に、どう生きたら良いのかを日々、考えています。昨日は子ども夢ハウスで、12回お話をする約束を子どもたちとしていて、二回目のお話の約束の日でした。納棺現場終了後、約一時間遅れの夢ハウス到着でしたが、みんなで色んなことを一生懸命考えられた時間だったと思います。キャーキャー騒いだり、真剣に考えたり、飛び上がって驚いたりなどの時間の中で、子どもたちの成長を深く感じた時間でした。後、10回、子どもたちのリクエストを組み込みながら、期待に応えられるように(⁉︎)頑張ります!お話し会の後、真剣に質問をしてくれる子どもたちと話していて、(毎度一時間以上、お話し会の後、みんなからの質問がずっと続きます。)夢ハウスの存在は、やっぱり大きいなぁと、思いました。

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