2014年3月29日

季節の変わり目を感じる様になって来ました。

温暖化と気候の変化を感じながら、納棺時の安置法を考える毎日の中、現場でも会社に居ても、様々な職種のプロの皆さんとご縁をいただき、そして様々な年齢の皆さんとご縁をいただき。岩手県は被災地と呼ばれていて、通常の業務の中に、東日本大震災を組み込んで考えなければならないことも、本当に多くあります。納棺に伺うと、沿岸の納棺にも多く呼んでいただきますが、内陸の現場でも多く、沿岸から内陸に引っ越された皆さんとご縁をいただくことがあります。頭を悩ませ、情報を思い出し、出来ないことを出来る方向に、みんなで考えて持っていく。そして、今これは求められているのか、いないのか。必要か必要でないのか、確認作業は怠りなく。そして、納棺の現場で話す会話を、子ども夢ハウスでも、いのちの授業でも、復興教育授業でも、子どもさんたちに求められて、話すことが多い。とても素直で、とても真っ直ぐな、ごまかすことなんて到底出来ないまなざしに、吸い込まれそうになることもある。私の気持ちとしては、可愛いを通り越して、これはもう、愛おしいという感情なんだと思います。今、みんなと進んでる、足元をしっかり固めながら、未来に向かって一つずつ積み上げる努力は、きっと世代を超えて形になって行くのかな?と今日はそんなことを考えながら、走り回っていました。自分も小さな頃、大人の背中を見て、育って来ました。大人の涙もたくさん見たし、その時はとても切なかった。大人も、泣くんだなぁと、思った。強くて頼れる背中と、弱くて切ない背中と、同じ人なのに違う背中に見えることがあった。子どもは、大人の背中を見て育つ。お手本として、すぐ傍の人から学ぶ。だから、大人は責任、ありますねぇ。そうやって意識して生きることが、きっと大事。それを、知っているか知らないのか、自分もまわりの人も、生き方が随分変わると思います。今日も、本当に忙しかった。お陰様でした。( ̄^ ̄)ゞ

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