2013年11月18日

子どもさんたちの感想文

現在、本当に沢山の感想文が届いています。先生方々もお忙しい中で、送っていただいた子どもさんたちの感想文、私も大切にさせていただきます。ありがとうございます。

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 いのちの授業、復興教育授業でご縁をいただいた中学生、高校生の皆さんの感想文をご紹介します。「私も母を亡くしました。手を握った時に、沢山泣きました。悲しみの気持ちを、いつまでも隠していないで、理解してくれる人に、どんどん話したいと思います。今日のお話は、たくさんの人に聞いてもらいたいと思います。」「私は、笹原さんの「生かしてもらっている」と言う言葉を忘れずに、食べ物や、まわりの人達に感謝して生きて行きたいと思います。」「笹原さんの、一つ一つのおっしゃった言葉が私の心にとても響きました。生きている幸せを、もう一度振り返って考えてみたいと思います。」「生きていることは、人とつながって協力していることだと学びました。いのちは一つしか無いし、大切な物で、改めていのちのことを考えました。」「私も自分の経験したことを含めて、東日本大震災を語り継いでいきたいと思いました。」「死を迎えた家族を、ずっと思って良いこと、そして、応援しなくてはいけないと、思いました。」「おばあちゃんを亡くしたので、とても悲しかったけど、「そうかぁ、想い出がたくさんあるから悲しかったんだぁ。」と分かって、悲しみの意味を理解出来て良かったです。」

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「生きている人の心に残っている限り、死を迎えても生き続けることが出来ると思いました。」「悲しさや後悔は、その人を大切に思っているからこその気持ちだと言うことが分かり、大事な家族を思うと、自分の気持ちの中で安心に変わりました。」「改めていのちのことを考えようと思いました。困ったことがあったら、話してみようと思ったし、友達が困っていたら、話を聞こうと思いました。」「笹原さんのお話を聞いて、家に帰ってからお母さんに「いつも、ありがとう」と言いました。普段言ったことがなかったので、気持ち悪がられました。「何?」と言われたので、「別に」とはぐらかしてしまいました。いつか、理由を言おうと思います。ありがとうございました。」続きはまた、今度ご紹介します。子どもさんたちも、大切な家族を亡くした経験を持つ子が沢山居ます。想い出を胸に、生きていることを教えてくれました。子どもさんたちの仕草や様子から、故人が大切に育ててこられたことを感じることがあります。挨拶や笑顔は特に、故人とかぶって見えます。「こんな素敵な笑顔で、過ごしていらしたのかしら。」と、お話をしながらそう思う事も度々です。ご縁に深く、感謝を申し上げます。沢山の素敵な御縁が、皆さんに訪れますように。