2013年11月4日

二戸市へ

ここの所、ずっと復元の現場が続いており、「死」や「いのち」、「人生」や「あの世」、「過去の大切なもの」について、皆さんの今の気持ちを基本として、現場では様々な話題が上がります。「釣りバカ日誌20がお勧めです。見てみて‼」と、号泣されていたご遺族が、それを思い出した瞬間笑顔になって教えてもらったり。難しい復元の現場も、ご家族のつながりを取り戻していただいた時に、肩の力を落とせる瞬間に立ち会わせていただくことで、私も「生かされている」ことを感じます。昨日は講演のため、岩手県二戸市へ向かいました。

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今の時期は、紅葉がとっても綺麗です。
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日本の四季は潜在意識に触れるなぁ〜。と、ふっと思ったりしました。トンネルを抜けるとそこは・・・

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座敷童(ざしきわらし)で有名な「金田一温泉」だった!トンネルを抜けてから、まぁ、少し走りましたが(笑)

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着いた、着いた!ここへ来てみたかったのです。座敷童が住んでいる宿、そのお部屋は三年向こうまで予約でいっぱいだったそうです。でも、数年前にに宿は家事になりました。全焼だったそうです。しかし、

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敷地内の「座敷童の祠」は、一切無事だったそうです。

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ここの座敷童は、言わば「著名」であります。その歴史は古く、660年前までさかのぼります。(中略)ここの子どもは当時6歳と4歳。病により人生を終えて、ここに住み着き、彼らが居る部屋に泊まる人で、気に入った人に姿を見せ、座敷童の姿を見た旅人に、福徳を授けて来たのだと言い伝えられているそうです。「ん・・・、見かけは子どもでも、私よりも年上かぁ。しかも相当年上だ。敬語使わないと。」などと思いつつも、ここの座敷童に会いたいと、全国各地から今でも沢山の観光客が訪れます。素晴らしい。岩手県を誇る著名人です。

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座敷童の祠をお掃除していたお母さん方々に、色んなお話を教えていただきました。劇団四季の「ユタと不思議な仲間たち」がこことゆかりのあるお話しで、「大好きだ‼」と言っていました!当時のお部屋の写真も見せていただいて。ブログにUPする許可をいただいて、岩手県を誇る著名人、二戸市の金田一温泉、緑風荘の座敷童をご紹介しました!座敷童に、会いに来てね!