2013年11月13日

長野県伊那西高等学校

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長野県と言えば、諏訪大社。

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御柱。諏訪大社は四社あり、その四社が七年に一度の御柱祭の為に選び抜かれた、山の中の木をご神木とし、御柱祭で活躍した柱を四隅に祀り、ご神域とするのだそうだ。長野県では、比較的多くの神社が、屋敷神社も含めて、神社の、又はお社の四方に柱を立てるのだと、地域の風習を教えていただきました。

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長野県の昔からの「栄養源」蜂の子のつくだ煮の、つくだ煮になる前の蜂の子です。これは、オオスズメバチの蜂の子で、珍しいものだそうです。普段の蜂の子のつくだ煮は、土の中に蜂の巣を作る「ツチバチ」なのだとか。

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一年生〜三年生までと、諸先生方々、父兄の皆さん、合わせて500名弱の皆さんに向けて、お話をさせていただきました。東日本大震災の、今までと、そして、これから。そして、いのちのお話し。大切なご家族を亡くした経験のある生徒さん達もいらして、「どうして悲しいのかな」「どうして自分を責めてしまうのかな」などの気持ちの中にある、人としてとても大切な気持ちの存在のこと、そして、身近な「いのち」の存在などをお話ししました。生徒の皆さんのキラキラした目が、とても印象的でした。お話が終わり、校長室まで訪ねて来てくれる生徒さん達も居ました。色んなお話をさせていただきました。とても素敵なご縁を、ありがとうございました。お世話になりました諸先生方々に、心から感謝申し上げます。

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地域の中学生の皆さんが育てている「りんごの木」。収穫して、地域の高齢者施設のお年寄りに食べていただくのだそうです。この木を中央分離帯に植える事になった時、「ここに植えたら、誰かが捕って行ってしまうかもしれない。」と話し合いがあった時、中学生が言ったそうです。「この町には、そういう人は居ません。だから、大丈夫です。」って。素敵なお話しだなぁと、感動しました。今は、「フジ」が紅くなり始めていました。