2013年11月4日

二戸看護協会様 講演

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100名弱の皆様に向けての講演でした。二戸の看護学校の学生さん方々も、ベテラン看護師の皆さんと一緒に受講して下さいました。「急死の時の対応」と言うことで、現場からお伝え出来る情報をお話しさせていただきました。講演終了後に、看護学生さんの一人が「急死で亡くなったお婆ちゃん」のお話をしてくれました。出棺の前の日の夜に棺の中のお婆ちゃんに「おばあちゃんのお餅、もう食べられないんだね。おばあちゃんのお餅、食べたいよ。」と、泣いたそうです。彼女は当時、中学生。その日の夜に夢を見たと。「家の中の、物が置けるであろう全ての場所に全部、お餅が置いてあると、そういう夢を見ました。家中がお餅だらけでした。」そう言っていました。お婆ちゃんの、精一杯の、孫への気持ちだったのかもしれません。「愛されているのは、今でも変わらないと思うよ。だから、忘れないで居てあげてね。」そう、話しました。可愛い可愛いお孫さん、立派に成長してますよ!お婆ちゃま‼六年前のこと、ずっと大切に生きて来た、お孫さん。大事なお話を教えてくれて、ありがとう。二戸看護協会会長さんや、看護学校の先生方々、地域の看護師さんの皆さんに支えられ、多くの学びの中で学生さんは育っていること、なんだかとても温かい時間でした。また伺うことをお約束して、次の講演会場に向かいました。岩手県紫波町立紫波第一中学校さん、復興教育授業へ!