2014年1月23日

子ども夢ハウスおおつちブログ

子ども夢ハウスおおつちブログ
http://yumenomizuumi.com/blogotc/
子ども夢ハウスおおつちのご支援、皆様に心から深く感謝申し上げます。夢ハウスの吉山くんと横ちゃんが、あの多忙な時間の中でブロクを更新してくれています。是非、お時間のある時に、ご覧いただければと思います。子ども夢ハウスおおつちのある安渡(あんど)地区も、地域のほとんどが津波で壊滅的な被害を受けました。私も震災当初は、現在公民館的役割を果たす、安渡小学校が大きな避難所となっていた初期の時から、支援物資を運んできて、ここへお届けして、その後安置所に向かっていました。

20140121-002840.jpg想い出します・・・、色んなこと。震災のあった翌月だったかなぁ、避難所の本部で話をしている中で、「町の人が捜索をしてもらって見付かって、棺に安置してもらった時に、避難所でみんなで折った鶴を、安置所の警察の人に棺の中に入れてもらっているんだけど、折り紙が無くなってしまって・・・。」と相談されて、「明日、持ってきますね。」と約束をして、そのまま安置所へ。あの頃は安置所の後にも自宅に安置されている方の所にも伺って復元にまわり、朝方まで掛かって帰ってきたら、自分が立ち上がれなくなっていた。宣承さんに号泣しながら、「約束したけど、立ち上がれなくなってしまって。折り紙を届けなくちゃ。」と打ち明けると、すぐ届けて下さいました。「折り紙、届けました!」と言ってもらって、ものすごく嬉しかった、そういう想い出もあります。当時は、棺の中にそれぞれの地域の皆さんの思いが一緒に入っていて、汚れないように最初に除けてから、復元後にお顔の横に戻しました。安渡地区も又、そう考えると長いお付き合いです。

20140121-005515.jpg
その安渡地区に「子ども夢ハウスおおつち」があります。これからかさ上げが本格的に始まり、復興住宅が建ち、家が建ち、また、生活の形が変わっていく、これから。藤原代表が「いつでも、いままで通り、みんなの生活スタイルに合わせて、みんなで話し合って、子どもたちが集える場所」として、「子ども夢ハウスおおつち」のこれからを考えます。その中で、子どもたちも、それぞれに自分の住む町の復興を考え、亡くした大切な家族を思い続け、見付からない家族も大切に思い、ここで様々な出逢いと経験をして、すり傷公園でも目一杯遊び体を鍛え(子どもたちの運動量に、こちらも鍛えられる(笑))、共に手をつなぎ一歩ずつを実践します。どうぞ、お時間のある時に、子ども夢ハウスおおつちのブロクをご覧くださいませ。皆様のご支援に、心から深く感謝申し上げます。