2014年1月16日

JA 協同サービス様職員研修会

青森県十和田市にて、JA葬祭協同サービス様職員研修会にて、「納棺」に関わる全般と前回から今日までの時間の中での課題やご遺族の要望について、気付きとそこから形に変えるまでの技術とメンタル面について、そして地域連携について深く探求した内容での4時間の講習会でした。協同サービスさんは、葬儀を担当する「担当者」として、葬儀司会も納棺も、葬儀全般の一連を一人の担当さんが全てをこなす業務の中で、故人の状態が悪い時も、担当者さん自身が現場で、ご遺族が安心出来るまで対応してくれる頼もしい担当者の皆さん。毎回感じますが、納棺業務のレベルも非常に高い葬儀担当者さんが多いのも特徴です。今年で3年目の御縁です。

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「野辺送り」や「地域のしきたり」などもとても強い地域の中での納棺の時間は、地域の皆さんも、とても大切にしている時間です。「ご家族と一緒に行う時間」を進める時には、ご家族からたくさんの想い出を伺います。ご家族が諦めていたことを、形にするためには、お寺さんに力をお借りすることも多くあるので、実はご家族にとっても、とても貴重な時間が多く存在します。私が普段、長いこと現場でご家族と一緒に使っているメイクパレットを使用しながら、講習会を進めました。担当者さんたちは、毎回「使いやすい〜!」と、大好評です。

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現場の中で、会話の中での言葉を慎重に大切に使いながら、その時間の専門的なことに対応し、一人一人の担当者さんにファンが多いからこそ、故人との御縁をいただく中で、一件一件のご家族との時間を大切にしたいと、一つでも多く気付き、形にしたいとお話ししてくれた担当者さん皆さんと、あっと言う間の4時間の講習会でした。