2014年1月25日

山あり谷あり

人生は「山あり谷あり」と言うけれど、人の気持ちも同じだと思いますよ。「おもかげ復元師」を読んで感想文を送ってくれたり、子どもさんたちが「感想文書きました!」って、色々教えてくれたりします。小学生も、教えてくれます。すごいね。あの本は、亡くなった方々が教えてくれた人生観で、遺された家族と亡くなった人がつながる時間のことを記しています。皆さんを大切に思ってくれて、ありがとう。亡くなった人もね、きっと家族や大切な人を思っているんじゃないかな?と私は思っています。遺された家族も、亡くなった大切な家族を、生きている時と同じ思いで大切に生きています。みんなそれぞれ。決まりは無いから、大切なこともみんな違う。亡くなった人に、家族がお話しされている、今の会話が聞こえているといいなって、現場でいつも思います。昔、近所のおばあちゃんに「あの世からも見てるんだぞ!」なぁんて、小さい頃脅されて(⁉︎)聞いたもんだから、現場は特に手が抜けない。「私は決して手を抜きません!」という感じより、「きっと傍にいらっしゃる。きっと、今、見ていらっしゃる。だから、手を抜けない。」という気持ちの方が強いから(笑)諦めそうになるほど難しい現場もあるし、くじけそうにもなるし、悲しい気持ちももちろん持ってる。でも、亡くなった方と一緒に頑張っている時間なんだと、今は今しかないから、後悔したくないから、故人と一緒に居られる、限られた今の時間をとても大切にします。それから、私は全然すごくないですよ。芯はブレないと思うけど、実際にすごいのは、私のまわりの方々です。同じ気持ちで、「死」の現場を、時間を大切にされていますから、「死」は不幸なことでも、終わりでもない。その人の人生とたくさん一緒に過ごした想い出を思い出して、自分の中に大切に持つ時間。まわりの皆さんも同じ気持ちでつながっています。だから、まわりの皆さんが立派。私は、河童です。(笑)たくさんの質問を、ありがとうございます。そうね、気持ちは山あり谷ありですね。山の時は走る。谷の時はたくさんのものを見付ける。落ち込んだからこそ見えることが、きっとあると思います。それは、私も同じです。ま、私も出来ないことは沢山あります。だから、河童(笑)頑張ります〜!